希望の火の粉
2013年 03月 11日
二年前の今日、被害者の方々、
そして、今も尚、苦境の中におられる方々、を初め、全ての人々に、
この奈良・東大寺二月堂で行われる修二会(しゅにえ=お水取り)の火の粉が行き届き、
今年一年、更なる被害がふりかからず、平和でありますように、
そして、明るい希望がみえますように。
3月1日から14日まで、午後7時、鐘の音を合図に、
長さ6メートル、重さ40キロの燃え盛るお松明を担いで舞台に上がり、
欄干から打ち振ると、火の粉が舞い散り、
その火の粉を被ると、一年を健康に過ごせると言われています。
この修二会は752年以来途絶えることなく続けられ、今年で1262回目。
練行衆は1日から14日まで1日6度の法要を繰り返し、
本尊の十一面観音に世の中のあらゆる罪汚れを懴悔(さんげ)して万民豊楽などを祈る、
とされてます。
舞台側からの撮影です。
・・・Data・・・
ISO1600、F3.5、SS1/30秒、露出-1ステップ
by Harvest--Moon
| 2013-03-11 00:00
| NARA